雨による災害リスク高まる 警戒を 決壊堤防の応急工事終わらず

雨による災害リスク高まる 警戒を 決壊堤防の応急工事終わらず
東日本と東北では19日にかけて広い範囲で雨が降る見込みで、台風19号で決壊した堤防の応急的な工事が終わっていない所もあるため、関東地方整備局などは災害のリスクが高まっているとして警戒を呼びかけています。
関東地方整備局と東京管区気象台は18日午後、さいたま市で記者会見を開きました。

それによりますと、台風19号で堤防が決壊した越辺川、久慈川、都幾川、それに那珂川の4つの河川については、氾濫の危険性を示す「氾濫危険水位」などの発表基準を通常よりも引き下げて運用するほか、上流部にあるダムの水量を減らして備えを進めているということです。

4つの河川では、応急的な補修工事を合わせて9か所で行っていて、このうち6か所では18日中に工事が完了するものの、3か所は工事が終わらない見込みです。

このうち、都幾川の埼玉県東松山の現場は19日、越辺川の埼玉県川越市の現場は20日に工事が終わる予定だということです。

また、那珂川の茨城県常陸大宮市の現場は、今月21日に工事が終わる予定だということです。

関東地方整備局は、堤防の補修工事が終わっていないことや台風で水位が高い状態が続いたため、堤防の決壊など災害のリスクが高まっているとして警戒を呼びかけています。