戦没者遺骨取り違え 当時の担当者にヒアリングへ 調査チーム

戦没者遺骨取り違え 当時の担当者にヒアリングへ 調査チーム
戦没者の遺骨の取り違え問題について検証を進めるため厚生労働省が設置した調査チームの初めての会議が開かれ、取り違えの疑いを把握した際の認識などについて当時の担当者へのヒアリングを進めていく方針を確認しました。
シベリア抑留者の遺骨をめぐっては厚生労働省が取り違えの疑いを14年前に把握しながら事実上放置していたことや、日本の調査団の派遣が中止になった際、厚生労働省の担当者が「報道さえなければ事業は復活していたのに」などという内容のメールを送っていたことが明らかになっています。

厚生労働省はこれまでの対応の問題点を検証する必要があるとして外部の弁護士らによる調査チームを設置し、10日、初めての会議が開かれました。

会議は非公開で行われましたが、厚生労働省によりますと専門家から取り違えの疑いを指摘された際の認識などについて当時の複数の担当者へのヒアリングを進め、今後1か月をめどに調査結果を公表する方針を確認したということです。

また調査の客観性を担保するためヒアリングの場に厚生労働省の職員は原則、立ち会わず、外部の弁護士を中心に調査を進めるということです。

調査チームの熊谷則一弁護士は「国民の関心が高い事案だと認識しており、中立、公正に事実を明らかにしていきたい」としています。