ラグビーW杯 台風で“伝説の選手”の引退試合も中止に

ラグビーW杯 台風で“伝説の選手”の引退試合も中止に
ラグビーワールドカップ日本大会で、12日に予定されていた2試合が台風の影響を受ける恐れがあるとして中止になったことを受け、1次リーグ敗退が決まったイタリアの選手などからは嘆く声が上がっています。
1次リーグ3試合を終えグループBで3位につけていたイタリアは、決勝トーナメント進出をかけて12日にニュージーランドと対戦する予定でしたが、試合の中止によって敗退が決まりました。

海外メディアによりますと、イタリアの選手たちは愛知県豊田市の宿泊先で中止の連絡を受け、涙を流す選手もいたということです。

このうち、キャプテンでナンバーエイトのセルジョ・パリッセ選手は、これまでイタリア代表として世界歴代2位の143試合に出場し、今大会を最後に代表から引退することを表明していました。

取材に応じたパリッセ選手は「もしニュージーランドが決勝トーナメント進出のために勝利が必要だったなら、試合は中止されなかったのではないか」とコメントし、悔しさをあらわにしました。

これを受けてメディアは「伝説の選手が『引退試合』を拒否された」などと報じているほか、大会の公式ツイッターには「台風の時期に試合を計画し、代わりの案もないとはどういうことだ」という英語の書き込みもあり、大会史上初めてとなった中止の決定に対し、ファンからも不満の声が上がっています。