“巨大な空気清浄機”で大気汚染対策 タイ

“巨大な空気清浄機”で大気汚染対策 タイ
大気汚染が深刻な問題となっているタイの首都バンコクに、高さ4メートルの巨大な空気清浄機が登場しました。地元自治体が設置し、効果を検証する実験を進めるとしています。
この実験は有効な大気汚染対策を見つけ出そうと、バンコク都庁が始めました。

地元の大学と企業が開発したという空気清浄機は、首都中心部にある商業施設の屋外に設置され、高さ4メートル、幅1.5メートルあります。

タイでは自動車や工場の排気ガスなどによる大気汚染が深刻で、バンコクでは先月、PM2.5の1立方メートル当たりの濃度が多いところで一時、120マイクログラムに上るなど、健康を守るために望ましいとされる日本の基準を大幅に上回る日が相次いでいます。

実験は10日から数か月間行う予定で、バンコク都庁は、空気清浄機の周辺の大気汚染物質、PM2.5の平均値が50マイクログラムを下回れば導入を検討するということです。

タイ政府はこれまでに飛行機から塩化ナトリウムを空気中にまいて人工的に雨を降らせたり、放水車で水をまいたりしてきましたが、効果は限定的で、即効性のある有効な対策が導入できるか模索を続けています。