噴火警戒レベル下がった箱根山 観光客らの避難誘導訓練

噴火警戒レベル下がった箱根山 観光客らの避難誘導訓練
7日に噴火警戒レベルが1に下がり、立ち入り規制の緩和に向けた準備が進む箱根山で、火山ガスの濃度が高くなった場合に備えて、観光客らを避難誘導する訓練が行われました。
この訓練は現在、観光客などの立ち入りが制限されている箱根山の観光地、大涌谷周辺の規制緩和の準備が進む中で、箱根町が特別に規制されたエリアで行ったもので、町の職員や「箱根ロープウェイ」の社員などおよそ50人が参加しました。

訓練は火山ガスの濃度が高くなったという想定で行われ、スピーカーを通じて建物に避難するよう呼びかけるアナウンスが流れました。

町の職員らは観光客にふんした地元の土産物店の従業員を駅舎に誘導し、体調不良を訴えた人には車いすを使って避難をサポートしていました。

このあと駅舎の中では下山に向けてロープウエーまで観光客らを誘導する手順を確認していました。

箱根町総務防災課の菊島信洋 危機管理官は「噴火の危険性は低下したが、火山ガスの濃度は引き続き警戒が必要なため、安全を第一に考えて防災対策を進めていきたい」と話していました。

訓練に参加した「箱根ロープウェイ」大涌谷駅の渡邊敬介駅長は「お客様の人命が第一だと改めて痛感しました。東京オリンピックを控えて外国人も多く訪れるため、安全な誘導が課題です」と話していました。