習主席 台湾と断交のソロモン諸島の支援表明

習主席 台湾と断交のソロモン諸島の支援表明
中国の習近平国家主席は台湾と断交して中国と国交を結んだばかりの南太平洋、ソロモン諸島の首相と会談し、国交の樹立を称賛したうえで、経済面など幅広い分野で支援していく考えを示しました。
中国は台湾と外交関係を断絶した南太平洋のソロモン諸島と先月、国交を樹立し、習近平国家主席は9日、国交樹立後初めて北京を訪れたソロモン諸島のソガバレ首相と会談しました。

国営の中国中央テレビによりますと、会談で習主席は「両国が『1つの中国』の原則の下、外交関係を樹立したことは時代の流れにあったもので、両国の国民に幸福をもたらすよいことだ」と述べ、国交の樹立を称賛しました。

そのうえで習主席は「中国が提唱する巨大経済圏構想『一帯一路』を通じて相互協力を拡大させ、ソロモン諸島の国民の生活水準の向上などを後押ししていきたい」として、経済面など幅広い分野で支援していく考えを示したということです。

これに対しソガバレ首相は「中国との間で貿易や投資、農業・漁業、観光といった分野で協力し、新たな関係を作っていきたい」と述べて支援に期待を示しました。

中国は先月、台湾と断交した南太平洋のキリバスとも外交関係を回復させていて、「1つの中国」の原則を受け入れない台湾の蔡英文政権への圧力を強めています。