関電の第三者委員会 元検事総長ら4人をメンバーに

関電の第三者委員会 元検事総長ら4人をメンバーに
関西電力は経営幹部らによる3億円を超える金品受領問題を新たに調査する第三者委員会について、元検事総長の但木敬一弁護士など4人をメンバーとして選んだことが分かりました。9日夜、第三者委員会として記者会見を開く予定です。
関係者によりますと、一連の金品受領問題で、関西電力が新たに設置する第三者委員会の概要が明らかになりました。

それによりますと、関西電力は検察トップの検事総長を務めた元検事で弁護士の但木敬一氏などメンバー4人を選んだことが分かりました。

但木氏はこれまで東京電力福島第一原子力発電所の事故の検証を行った民間の事故調査委員会で委員を務めたほか、去年、日本相撲協会が力士による傷害事件を受けて設置した再発防止の検討委員会で委員長を務めました。

関西電力の幹部らの金品受領をめぐっては、外部の弁護士など6人でつくる委員会が去年、社内調査を行いました。

しかし、調査対象は主に原子力部門に関係する幹部や社員26人で、期間も2018年までの7年間に限られており、不十分だとの批判が出ています。

新たに設置する第三者委員会では、調査期間や対象を広げるとともに、関西電力が工事の概要を事前に元助役側に伝えたことと、工事の発注額とのあいだにつながりはなかったのかなど資金の流れについても調査する見通しです。

第三者委員会は9日夜、記者会見を開く予定です。