関電の八木会長が辞任

関電の八木会長が辞任
関西電力は、経営幹部らが3億円を超える金品を受け取っていた問題で、9日、臨時の取締役会を開き、八木誠会長の辞任を決めました。午後3時から八木会長と岩根茂樹社長が記者会見を開き、辞任の理由などを説明するものとみられています。
関西電力は、八木会長や岩根社長を含めた経営幹部ら20人が原子力発電所がある高浜町の元助役から現金や商品券、それに小判型の金貨など、合わせて3億円を超える金品を受け取っていました。

この問題を受け、関西電力は9日、臨時の取締役会を開き、八木会長の辞任を決めました。

一方、岩根社長は、第三者委員会の調査が終了するまで留任し、その後、辞任する方向だということです。

また、9日のの取締役会ではさらなる調査を行うための第三者委員会について、元検事総長の但木敬一弁護士など4人をメンバーにすることを決めました。

八木会長と岩根社長は、午後3時から記者会見を開き、辞任の理由などを説明するものとみられています。

原発に関わる巨額の金品の受け取りが発覚したことで関西経済を代表する企業のトップが辞任する異例の事態となっています。
関西電力の八木誠会長は69歳。1972年に入社し、送電設備の保守・点検などを行う工務部のポストを歴任しました。

2006年から4年間にわたって、原子力事業を統括する原子力事業本部の本部長代理と本部長を務めました。

2010年6月から6年間にわたって社長を務め、2016年6月からは会長を務めてきました。

また、2011年4月から5年余りにわたって全国の電力会社10社が加盟する電気事業連合会の会長を務めました。

在任中は、福島の原発事故によって全国の原発が停止する中、業界をあげて原発の再稼働を働きかけました。

また、2017年5月からは関西経済連合会の副会長を務めています。

今回の問題が明るみになったあと、今月2日に開かれた記者会見で八木会長は「すべてのうみを出し切るため、徹底的な調査、原因究明、再発防止対策を確立し、これを実施することが私の務めだ。そうしたことで経営責任果たしていきたい」と述べて、会長職の辞任を否定していましたが、一転して辞任することになりました。