ホワイトハウス 弾劾調査への協力拒否 ウクライナ圧力疑惑

ホワイトハウス 弾劾調査への協力拒否 ウクライナ圧力疑惑
k10012118751_201910091217_201910091218.mp4
アメリカのトランプ大統領が民主党のバイデン前副大統領に不利な情報を得ようとウクライナに圧力をかけたとされる疑惑で、ホワイトハウスは民主党が進めている弾劾に向けた調査は違憲だとして、協力しない意向を表明しました。
トランプ大統領が民主党側の有力大統領候補のバイデン前副大統領に不利な情報を得るためにウクライナに圧力をかけたとされる疑惑で、民主党が主導権を握る議会下院では弾劾に向けた調査が進められています。

これについてホワイトハウスは8日、ペロシ下院議長らにあてて書簡を送りました。

このなかでホワイトハウスは「民主党側は2016年の大統領選挙の結果を覆し、国民が自由に選んだ大統領を国民から奪おうとしている」と、批判しています。

そのうえでトランプ大統領には、民主党が招く証人への反対尋問や、証拠へのアクセスなどさまざまな権利が認められていないとして「基本的な公平性や憲法で保障された適正な手続きに違反している。このような党派的で、憲法に違反する調査には参加できない」として、調査に協力しない意向を表明しました。

民主党側は疑惑に関連する人物に法的な拘束力のある召喚状を出すなどして議会での証言や文書の提出に応じるよう求めていますが、トランプ政権としてはこうした動きをけん制し、徹底抗戦する姿勢を鮮明に打ち出した形で、来年の大統領選挙をにらんだ攻防は一層激しさを増しそうです。