台湾地震20年で追悼式 神戸の「希望の灯り」から火を届ける

台湾地震20年で追悼式 神戸の「希望の灯り」から火を届ける
台湾で2400人を超える人が犠牲になった大地震から20年となり、震源だった町では21日夜、追悼式が行われ、被災地の復興を支援してきた日本のボランティアが神戸市でともされている「希望の灯り」から分灯した火を届けました。
台湾では20年前の9月21日未明、中部の南投県を震源とする大地震が起き2400人を超える人が犠牲になりました。

地震から20年となった21日、南投県で追悼式が行われ、地元の人などおよそ500人が出席し、日本からも被災地の復興を支援してきたボランティアなどおよそ30人が出席しました。

式では神戸市にある教会の神父の神田裕さんが「被災した台湾の人々を力づけてきたのは人と人とのつながりだ。これからもつながりを大切にしながら力強く共に歩みたい」と話しました。

このあと阪神・淡路大震災の被災地、神戸市の公園にともされている「希望の灯り」から分灯した火が台湾の団体に渡され、出席者たちは火がともされたキャンドルを池に浮かべて犠牲者を悼みました。

「希望の灯り」を受け取った団体の廖嘉展会長は、「日本と台湾の間には、寄り添い合う中で培われた信頼感があります。さらなる交流を通して緊密な友情を育みたいです」と話していました。

蔡英文総統 日本の支援に感謝のメッセージ

台湾で大地震が起きた1999年9月21日から20年となった21日、蔡英文総統は日本からの支援に対する感謝のメッセージ蔡英文総統をツイッターに投稿しました。

当時、日本の緊急救助隊がいち早く被災地に入ったことなどを念頭に、日本語で「日本から多くの支援をいただいたことは、今も我々の心に深く刻み込まれています。東日本大震災時、台湾人が被災地を支援したのは、20年前の日本の支援に勇気づけられたからです。今日は改めて心から感謝の気持ちを伝えます。『ありがとう!日本!』」と書き込みました。