温暖化サミット前に 若者たちが各国首脳に行動求める

温暖化サミット前に 若者たちが各国首脳に行動求める
国連の地球温暖化対策サミットを前に世界各国の若者が温暖化の現状と対策について意見を交わす「ユースサミット」が開かれ、若者たちは温暖化への危機感を表明し、各国の首脳たちに直ちに対策を講じるよう求めました。
この「ユースサミット」は、国連総会に合わせて温暖化対策サミットが開かれるのを前に、若い世代の間で高まる温暖化に対する危機感を各国の首脳に届けようとニューヨークの国連本部で開かれたもので、140以上の国や地域からおよそ1000人が参加しました。

開会にあたり国連のグテーレス事務総長は、「私たちの世代は地球の環境を守ることに失敗した。事態がこのまま進めば地球の気温は3度、上昇し、破滅的な結果を招く」と述べ、若い力で、温暖化対策が前進することに期待を示しました。

スウェーデンで、毎週金曜日に学校を休んで、温暖化対策を訴える活動を続けるグレタ・トゥーンベリさんも参加し、前日に、世界各国で一斉に行われたデモについて触れ、「温暖化対策を求めて結束した若者たちは、誰にも止められないことを見せることができたと思う」と話しました。

このあと、参加した若者たちが意見を交わし、政策決定の場に若い世代を加えて欲しいといった要望や、環境と経済を両立させる政策が必要だなどと言った意見が出され、温暖化対策サミットに参加する各国の首脳たちに直ちに対策を講じるよう求めました。