中国 台湾と断交したソロモン諸島と国交樹立

中国 台湾と断交したソロモン諸島と国交樹立
中国は台湾と外交関係を断絶した南太平洋のソロモン諸島と国交を樹立しました。中国は同じく台湾と断交した南太平洋のキリバスとも国交を回復させることにしていて、「1つの中国」の原則を受け入れない台湾の蔡英文政権への圧力を一層強めています。
中国の王毅外相は、21日北京で、ソロモン諸島のマネレ外相と会談したあと、両国が国交を樹立するとした共同声明に署名しました。

このあと王外相は「世界には『1つの中国』しかなく、中国が唯一の合法的な政府であり、台湾は中国の領土の一部だということをソロモン諸島は認めた。中国はこうした立場を称賛する」と述べて歓迎しました。

一方、マネレ外相は「中国はソロモン諸島にとって最大の貿易相手国だ。中国と国交を樹立する決定は国益に基づいたものだ」と述べました。

中国は「1つの中国」の原則を受け入れない台湾の蔡英文政権に外交的な圧力をかけ続けていて、20日には、同じ南太平洋のキリバスも台湾との断交を決め、この結果、台湾と外交関係のある国は過去最少の15か国となっています。

中国は近くキリバスとも国交を回復させることにしていて来月1日に中国の建国70年を迎えるのを前に、蔡英文政権への圧力を一層強めることで、外交的な影響力を誇示しています。