北海道東方沖での漁船転覆 乗組員7人の捜索打ち切り

北海道東方沖での漁船転覆 乗組員7人の捜索打ち切り
北海道の東方沖の海上で8人が乗ったサンマ漁船が転覆した事故で、第1管区海上保安本部は、新たな手がかりを見つけることは困難だとして、行方が分からなくなっている7人の乗組員の捜索を打ち切りました。
今月17日、北海道の東方沖の海上で大樹漁協所属のサンマ漁船「第六十五慶栄丸」が転覆しているのが見つかりました。

乗っていた8人のうち、船長で根室市の敬禮寿広さん(52)が心肺停止の状態で見つかり、根室市の花咲港に搬送されましたが、21日、札幌市内の病院で死亡が確認されました。

漁協の関係者によりますと、慶栄丸は漁を終えて港に戻る途中でしたが、船に積んでいたサンマはおよそ800キロと非常に少ない状態だったということです。

さらに、燃料も少なくなっていたため、波や風の影響で船がバランスを崩しやすい状態だったとみられるということです。

また第1管区海上保安本部は、行方が分からなくなっている7人の乗組員の捜索を続けていましたが、新たな手がかりを見つけることは困難だとして、乗組員の家族の了承を得たうえで21日の日没で捜索を打ち切りました。

漁船は今後、花咲港にえい航する予定ですが、現場海域の波が高くまだ作業を開始できていないということです。