台風15号 千葉県内の文化財が被害 寺の重要文化財なども

台風15号 千葉県内の文化財が被害 寺の重要文化財なども
台風15号の影響で、千葉県君津市の寺院では国の重要文化財に指定されている門が大きく壊れるなど県内の文化財も各地で被害が相次いでいます。
君津市にある「鹿野山神野寺」は、1400年前の飛鳥時代、聖徳太子によって開かれたと伝わる名刹(めいさつ)で江戸時代、徳川家の将軍が代々参拝したとされています。

台風15号の影響で、寺院の建物のうち、500年前の室町時代に建てられたとされ、国の重要文化財にも指定される「表門」が基礎の柱が折れたほか、かやぶき屋根の部分が崩れて地面に落下するなどめちゃめちゃに壊れてしまいました。

このほかの建物も、杉の木が倒れかかって屋根が壊れたり、瓦が剥がれたりする被害を受けたということで、寺院は片づけを手伝うボランティアを募っているということです。

鹿野山神野寺の岩間照種副住職は、「ことばでは表現できない気持ちだ。できれば修復したいが、今のところ皆さんの支援に頼るしかない状態だ」と話していました。

千葉県教育委員会によりますと、県内の文化財では、合わせて76件の被害が確認されているということで、今後、詳しい被害の状況を調べたうえで修復に向けた計画を策定していくことにしています。