小泉環境相 福島第一原発周辺の4町を初訪問

小泉環境相 福島第一原発周辺の4町を初訪問
小泉環境大臣は、福島第一原発周辺の4つの町を大臣就任後初めて訪問してそれぞれの町長と会談し、環境省が担当する除染廃棄物の輸送を安全に進めていく考えを強調しました。
小泉環境大臣は17日、福島第一原発と除染廃棄物の中間貯蔵施設がある大熊町と双葉町、それに放射性物質を含むがれきなどの処分場や搬入するための道路が整備された富岡町と楢葉町を訪問しました。

小泉大臣はそれぞれの町長とおよそ15分ずつ会談し、環境省が担当する廃棄物の輸送を安全に進め、地元との信頼を深めることなどを改めて強調しました。

福島県では放射線量が比較的高く、立ち入りが厳しく制限されている帰還困難区域のうち、ほとんどの地域で除染や家屋の解体の予定が示されておらず、大熊町の渡辺利綱町長からは方針を早く示すことなどを求める要望書が提出されました。

一方、福島第一原発にたまり続けている放射性物質のトリチウムなどを含む水の処分について、大阪市の松井市長が環境への影響がないことが確認できれば大阪湾への放出に協力する考えを示したことについて、小泉大臣は「経産省の小委員会で議論されており、所管外の私が発言することで地元の漁業関係者の皆さんを傷つけることがあってはならないが、松井市長の考えもあると思うのでお聞きしたい」と述べました。