ネタニヤフ首相の続投が焦点 イスラエル総選挙 投票始まる

ネタニヤフ首相の続投が焦点 イスラエル総選挙 投票始まる
中東情勢に大きな影響を与えるイスラエルの総選挙の投票が日本時間の17日午後、始まりました。敵国イランなどへの強硬な姿勢で10年にわたり政権を維持してきたネタニヤフ首相が厳しい戦いを強いられていて、続投できるかが焦点となっています。
イスラエルの総選挙は現地時間の17日朝、日本時間の17日午後1時から投票が始まりました。イスラエルではことし4月の総選挙で、連立与党が議会の過半数を獲得しましたが、連立交渉に失敗したため、ネタニヤフ首相は再び総選挙に打って出ました。

ネタニヤフ首相が党首を務める右派「リクード」は、安全保障面での実績や、トランプ政権に働きかけてアメリカ大使館のエルサレムへの移転を実現させたなどと実績を強調しています。

しかし、連立を組んでいた極右政党がネタニヤフ首相は厳格なユダヤ教徒を優遇しすぎているとして離反したほか、野党が首相の汚職事件への追及を強めていて、厳しい戦いを強いられています。

こうした中、ネタニヤフ首相は国際社会からの批判を無視してヨルダン川西岸の占領地の3割を越える土地を併合する計画を発表し、支持のつなぎとめを図っています。

最新の世論調査では「リクード」と最大野党の中道会派「青と白」が横一線で、10年にわたりイランやパレスチナに強硬な姿勢を貫いてきたネタニヤフ首相が続投できるかが焦点となります。

中東情勢にも大きな影響を与えるイスラエルの総選挙の投票は日本時間の18日午前4時に締め切られ、昼ごろにも大勢が判明する見通しです。