米中貿易問題 19日から次官級交渉へ

米中貿易問題 19日から次官級交渉へ
アメリカと中国との貿易問題をめぐる次官級の交渉が今月19日からワシントンで行われることになり、トランプ大統領が一部の分野に限定した暫定的な合意にも言及するなか、来月の閣僚級交渉に向けて米中双方が隔たりを埋めることができるのか注目されます。
アメリカ通商代表部は16日、中国との貿易問題をめぐる次官級の交渉を今月19日からワシントンで行うことを明らかにしました。

また、中国政府も財政省の廖岷次官をトップとする代表団が、貿易問題を協議するため、18日からアメリカを訪れると発表しました。

米中両国は来月はじめにワシントンで閣僚級の貿易交渉を行う予定で、今回はそれを前に、アメリカの中国に対する貿易赤字や、中国による知的財産権の侵害などの問題について議論するとみられます。

トランプ大統領は、来年の大統領選挙を控え、大量の大豆の購入など一部の分野で妥結を図る暫定的な合意も検討する可能性を示しています。

これに対し、中国もアメリカから輸入する一定量の農産品を関税上乗せの対象から外す方針を示すなど譲歩の姿勢を示しています。

ただ、アメリカ国内の中国に対する強硬派の議会や経済界の一部などからは、包括的な合意が望ましいという声もあり、来月の閣僚級の交渉に向けて米中双方がどこまで隔たりを埋めることができるか注目されます。