原油価格 先週末より大幅値上がり サウジ石油施設攻撃で

原油価格 先週末より大幅値上がり サウジ石油施設攻撃で
サウジアラビアで起きた石油関連施設への攻撃を受け、原油の供給に懸念が強まったとして、国際的な原油価格が先週末に比べて大幅に値上がりしています。
このうち、日本時間の16日朝に取り引きが始まった週明けのロンドン原油市場では、取り引き開始直後には、先週末に比べておよそ19%高い、1バレル=71ドル台後半まで急激に値上がりしました。

また、ニューヨーク原油市場でも国際的な原油取り引きの指標の1つである、WTIの先物価格が1バレル=63ドル台と、こちらも先週末に比べて15%の大幅な上昇を記録しました。

アメリカメディアは、1日の上昇率としては、1991年の湾岸戦争以来、最大だと伝えています。

その後は、アメリカが石油備蓄の放出を準備していると伝えられ、いくぶん落ち着きましたが、日本時間の午後10時半現在、先週末に比べて、いずれの市場でもおよそ10%値上がりした水準で取り引きが続いています。

市場関係者は「被害を受けたサウジアラビアの生産能力について詳しい状況が明らかになれば、さらに値上がりするおそれもある。産油国で作るOPEC=石油輸出国機構の対応も注目されている」と話しています。