羽生結弦 今季初戦で優勝 カナダの大会

羽生結弦 今季初戦で優勝 カナダの大会
フィギュアスケートの羽生結弦選手が14日、今シーズンの初戦となるカナダの大会で後半のフリーに臨み、前半のショートプログラムに続いてトップの得点をあげて優勝を果たしました。
オリンピック2連覇の羽生選手は今シーズンの初戦としてカナダのオークビルで開かれた「オータムクラシック」に出場しました。

前半のショートプログラムでトップに立った羽生選手は14日、後半のフリーに臨みました。

羽生選手は最初の4回転ループでバランスを崩すと、続く4回転サルコーも着氷が乱れて減点されました。

この後の4回転トーループも回転不足と判定されましたが、トリプルアクセルからの連続ジャンプを確実に着氷したほか、スピンとステップでも最高評価のレベル4を獲得し得点を積み上げました。

羽生選手はフリーで180.67、前半のショートプログラムとの合計で279.05をマークして、去年のこの大会に続き今シーズン初戦で優勝を果たしました。

羽生選手はこのあと10月に開かれるグランプリシリーズ第2戦のカナダ大会と11月に札幌市で開かれる第6戦のNHK杯に出場する予定です。

羽生「残念な感覚はある」も一定の手応え

羽生選手は最初の4回転ループと続く4回転サルコーの2つのジャンプでバランスを崩したことについて「これまでループで苦戦していなかったのでビックリした。ここに入ってくるまで調子がよかったので、残念な感覚はある。いいジャンプを跳べてナンボなのでクリーンに滑りたかった」と振り返りました。

一方で「それでもけさの練習の時点でジャンプのいいところがどんどん悪くなる傾向があったので、本番一発に集中してよかった。ここまでいい練習を積んできたので、詰まったジャンプを無理なく2回転にしたり、次のトリプルアクセルで取り返すことができたと思う」と一定の手応えを口にしていました。

次のグランプリシリーズ、カナダ大会に向けては「試合に向けた練習がよくても、試合での準備や感覚の修正がうまくできなかったのが今回の大会だったと思う。グランプリシリーズの前に課題を見つけることができたので修正していきたい」と話していました。

コーチ「ジャンプ悪くはない」

羽生結弦選手のジャンプなどを指導するジスラン・ブリアンコーチは、4回転で転倒などが続いた今大会のジャンプについて「悪くはない。映像を見ないと分からないこともあるが、整理してまたクリーンなジャンプを跳ぶだけだ」と話しました。

そして次の大会に向けては「今すぐにパーフェクトにはならない。シーズンは長いし、この試合はまだ最初のステップだから、とにかく練習することだ。羽生選手は、喜んで練習するだろう。なんと言ってもハードワーカーだからね」と話していました。

さらに羽生選手の体調については「問題ない。少しは疲れているだろうけど、まだ9月だ。あと1か月したらグランプリシリーズも始まるし、そのときには違ったものになっている。とにかく帰ってトレーニングだ」と話していました。