米とブラジル アマゾン保護の投資ファンド共同設立へ

米とブラジル アマゾン保護の投資ファンド共同設立へ
アメリカのトランプ政権は、大規模な火災に見舞われている南米のアマゾンを保護するためとして、ブラジルと共同で100億円規模の投資ファンドを設立することで一致しました。アマゾンの開発を重視するブラジル政府には批判の声もありますが、地球温暖化に懐疑的なトランプ政権が歩調を合わせた形です。
アマゾンの熱帯雨林では森林火災が記録的なペースで拡大し、地球温暖化への影響も懸念されています。

こうした中、ブラジルのアラウージョ外相は13日、ワシントンを訪れ、アメリカのポンペイオ国務長官と会談しました。

この中で、双方はアマゾンの生物多様性を保護するためとして、1億ドル、日本円にして108億円規模の民間主導の投資ファンドを設立することで一致しました。

会見でポンペイオ長官は「ブラジルとの新たな分野での協力を確信している」と述べました。

一方、アラウージョ外相は「アマゾンの開発こそが森林を守る唯一の方法であり、そのためにアメリカと協力したい」と述べ、アマゾンへの対応でアメリカの理解が得られたと強調しました。

森林火災への対応をめぐって、フランスのマクロン大統領などはブラジルのボルソナロ政権が開発を優先し森林保護に消極的だとして批判していますが、地球温暖化に懐疑的なトランプ政権がブラジルに歩調を合わせた形です。