米 北朝鮮を後ろ盾とするハッカー集団に制裁へ

米 北朝鮮を後ろ盾とするハッカー集団に制裁へ
アメリカは、北朝鮮政府を後ろ盾とする3つのハッカー集団が大量破壊兵器の開発の資金源にするためサイバー攻撃を行ったとして制裁を科すと発表しました。
アメリカ財務省は13日、北朝鮮の「ラザルス」と呼ばれるハッカー集団のほか、これと関係の深い「ブルーノロフ」と「アンダリエル」という集団に資産凍結などの制裁を科すと発表しました。

財務省は、これらの集団が北朝鮮の秘密工作を担当する「偵察総局」の指揮を受け、大量破壊兵器やミサイル開発の資金源にするためサイバー攻撃を行ったと指摘しています。

指摘された攻撃の中には、おととし、日本など150か国以上で被害が出た「WannaCry」と呼ばれる身代金要求型のウイルスなどが含まれています。

トランプ大統領は対北朝鮮強硬派のボルトン大統領補佐官を解任する一方、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との首脳会談に前向きな発言をするなど融和的な姿勢を見せており、今月下旬の国連総会に合わせて北朝鮮との協議が再開するのかが焦点となっています。

今回の制裁は、北朝鮮への圧力を維持する姿勢を改めて示した形で、サイバー攻撃への関与を否定してきた北朝鮮の出方が注目されます。