フィギュアスケート 羽生 今シーズン初戦SPで首位

フィギュアスケート 羽生 今シーズン初戦SPで首位
フィギュアスケートの羽生結弦選手が13日、今シーズンの初戦となるカナダの大会で前半のショートプログラムに臨み、冒頭の4回転ジャンプで転倒したものの、4回転と3回転の連続ジャンプなどそのほかのジャンプを成功させ、トップに立ちました。
オリンピック2連覇の羽生選手は、今シーズンの初戦として、カナダのオークビルで開幕した「オータムクラシック」に出場し、13日、男子シングル前半のショートプログラムに臨みました。

青と白の衣装に身を包んだ羽生選手は、冒頭の4回転サルコーで着氷に失敗して転倒し、大きく減点されました。

続く得意のトリプルアクセルではキレのあるジャンプをほぼ完璧に決め、演技後半の4回転と3回転の連続ジャンプも成功させて、高い出来栄え点を得ました。

羽生選手は3つのスピンとステップでも最高評価のレベル4を獲得し98.38で2位に3点以上の差をつけてトップに立ちました。

後半のフリーの演技は、14日に行われます。

羽生「考えすぎて転倒」

羽生選手は、冒頭の4回転ジャンプで転倒したことについて「直前の練習はいい形だったが本番では考えすぎて転倒してしまった。ことし3月の世界選手権からシーズンは続いているという気持ちで臨んだが、むだな力みがあったのかもしれない。初戦だからとか、調整不足とかではないが、“いいかげん、ショートプログラムで失敗するなよ”と思います」とときおり苦笑いを浮かべながら振り返りました。

一方で、続くトリプルアクセルをほぼ完璧に決めたことについて「転倒したあとは、うまく切り替えられた。難しい入り方から100%の出来と言える、満足のいくトリプルアクセルを決められたのでよかった。ようやくアクセルが曲になじんできたのだと思う」と手応えを口にしていました。

さらに、およそ半年ぶりの競技で大勢の観客の声援を受けたことについて、「緊張はするし、ミスをすれば悔しいけれど、アスリートとして楽しく試合に臨むことができた。次のフリーはノーミスで終えたい気持ちが強いので、一つ一つのジャンプを丁寧に跳びたい。昨シーズンと同じプログラムなので、練習でつくってきた完成形を本番で出せたら」と話していました。