中国 アメリカから輸入の大豆など 追加関税免除の方針

中国 アメリカから輸入の大豆など 追加関税免除の方針
アメリカのトランプ大統領が、来月1日から中国に対して発動するとしていた追加の関税措置を延期する方針を示したのを受けて、中国政府は、アメリカから輸入する一定量の大豆などに対する追加関税を免除する方針を明らかにし、農産品の輸入再開で一定の譲歩をする姿勢を示しました。
中国国営の新華社通信によりますと、中国政府は、アメリカから輸入する一定量の大豆や豚肉などの農産品について、追加関税を免除する方針を明らかにしました。

米中の貿易摩擦が激しくなる中、中国は先月からアメリカ産の農産品の輸入を見合わせてきましたが、トランプ大統領が来月1日に発動するとしていた中国からの輸入品のうち2500億ドル分への追加の関税措置を、15日に延期する方針を示したのに呼応して、農産品の輸入を再開し、一定の譲歩をする姿勢を示した形です。

新華社通信は「中国側は、アメリカが約束を守り、両国の農業分野の協力に有利な条件を作り出すよう望んでいる」と伝えており、来月予定されている米中の閣僚級の交渉に向けた期待感を示しました。

ただ、これまでのところ双方が対立する問題をめぐって大きな進展は見られず、交渉で双方がどこまで歩み寄れるのかは依然として不透明な状況です。