ニュージーランド 銃乱射事件受け規制強化へ新法案提出

ニュージーランド 銃乱射事件受け規制強化へ新法案提出
ニュージーランドでは、イスラム教の礼拝所が襲撃され、50人以上が死亡した銃の乱射事件を受け、すべての銃を登録するなど規制を強化する新たな法案が議会に提出されました。
この事件はことし3月、ニュージーランド南部のクライストチャーチで、2か所のモスクが銃を持った男に襲撃されて50人以上が死亡したもので、合法的に入手された銃が犯行に使われたことがわかっています。

これを受けてニュージーランドでは13日、事件から半年になるのを前に、銃の所持や利用への規制を強化するための新たな法案が議会に提出されました。

法案には、国内のすべての銃を追跡できるよう登録制度を設けることや、銃の免許の更新期間を10年から5年に短縮することなどが盛り込まれています。

さらに、精神の健康状態から銃を持つべきでないと考えられる所有者について医師が警察に知らせることなども盛り込まれています。

ニュージーランド議会ではことし4月、殺傷力が強い半自動式と呼ばれる銃などの販売や所持を原則、禁止する法案も可決されています。

ニュージーランドのアーダーン首相は会見で「事件によってこれまでの銃規制がぜい弱なものだったと分かった。正直で法に従う市民だけが銃を所持し、使えるようにしなければならない」と述べ、法案の成立に強い意欲を示しました。