警視庁の警察学校で研修生86人 弁当で集団食中毒

警視庁の警察学校で研修生86人 弁当で集団食中毒
東京 府中市にある警視庁の警察学校で、先月下旬、研修生86人が下痢や腹痛などの症状を訴えていたことが分かり、保健所は昼食で食べた弁当が原因の集団食中毒と断定し、弁当を製造・販売した店を13日から7日間の営業停止処分にしました。
東京都によりますと、先月28日以降、府中市にある警視庁の警察学校で、18歳から24歳の研修生86人が相次いで下痢や腹痛などの症状を訴えました。

いずれも症状は軽く、入院した人はいませんでしたが、墨田区保健所が調べたところ、28日に昼食として出された弁当などから、細菌の一種、ウエルシュ菌が検出されたということです。

保健所は細菌が検出された弁当が原因の集団食中毒と断定し、弁当を製造・販売した墨田区にある仕出し弁当店「サンエー」を13日から7日間の営業停止処分にしました。

ウエルシュ菌は、熱に強く、高温でも死滅しないため、加熱調理をしたあとに長時間、常温で放置すると、菌が繁殖しやすいということです。

都は、加熱調理したものは常温で長時間放置しないよう、注意を呼びかけています。

処分を受けたサンエーは、「関係者の方々にご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。食の安全を第1に考えて今回のようなことが二度と起こらないように衛生教育を徹底して信頼回復に向けて従業員一同、まい進したい」と話しています。