台風被害の横浜市沿岸部 気象台が調査

台風被害の横浜市沿岸部 気象台が調査
台風15号の影響で大きな被害を受けた横浜市の沿岸部では、気象庁のチームが被災した港などを回って実態を調査しました。
横浜市では台風15号の影響により、金沢区の工業団地で護岸が10か所以上崩壊し、400社に浸水などの被害が出ているとみられるほか、横浜港の橋や施設にも大きな被害が出ています。

13日は横浜地方気象台などの職員5人が、気象庁の機動調査班として現場に派遣され調査を行いました。

このうち、流された貨物船が衝突した横浜市中区の南本牧ふ頭に向かう橋は、道路や側壁がおよそ130メートルにわたって損傷していて、職員たちは写真を撮ったり、近くの防波堤の高さを確認したりして、調査していました。

気象台の担当者によりますと、台風が通過した際、南本牧ふ頭では高さ4メートルの防波堤をこえる波が押し寄せたとみられ、強風と高波で貨物船が流されて橋に衝突した可能性があるということです。

横浜地方気象台の中根秀行調査官は、「台風15号では中心付近が速いスピードで三浦半島付近を通過したことで雨より風による被害のほうが顕著になったと考えられる。実際に現地を確認して想像以上の被災状況だった」と話していました。

気象台では今回の調査結果をまとめ、市や県などと今後の対策に役立てたいとしています。