福井銀行と福邦銀行 資本提携も含め連携協定を検討

福井銀行と福邦銀行 資本提携も含め連携協定を検討
福井県の「福井銀行」と第二地銀の「福邦銀行」は、人口減少などで厳しい経営環境が続く中、資本提携も含めた包括的な連携協定を来年3月までに結ぶ方向で検討を始めたことを明らかにしました。
福井銀行の林正博頭取と福邦銀行の渡邉健雄頭取が13日、共同で記者会見して明らかにしました。

両行は、地域の人口減少や長引く超低金利で厳しい経営環境が続く中、資本提携も含めた包括的な連携協定を結ぶことで合意しました。

具体的には、ATMの統合や両行の店舗を集約して合理化を進めるほか、取り引き先の企業の経営課題の解決を目指すコンサルティング業務などを協力して行うことを検討しているということです。

一方、資本提携の具体的な内容については「現時点では白紙」として明らかにしませんでした。

福井銀行の林頭取は「北陸新幹線の福井県内への延伸を控えて大きなチャンスがある一方、世界的な金融緩和の中で利ざやは減り、両行とも厳しい状況にある。スピード感をもって協議を進めたい」と話していました。

また、福邦銀行の渡邉頭取は「地域に期待される使命を果たしながら、切磋琢磨(せっさたくま)して顧客の役に立ちたい」と話していました。
菅官房長官は、午後の記者会見で「個別の金融機関の提携に関しては、経営判断に関する事項であり、コメントは控える。地域の金融機関が、将来を見据えた経営戦略の構築や経営基盤の強化に取り組むことは極めて重要だ」と述べました。