小中学校再開で校舎に笑顔 給食センターは調理できず 館山

小中学校再開で校舎に笑顔 給食センターは調理できず 館山
大規模な停電の影響が続く千葉県館山市では一時、すべての小中学校で休校になっていましたが、停電が解消した一部の学校で授業が再開しました。ただ、地元の学校給食センターの施設が一部壊れ、給食が作れない状態で、センターでは来月下旬の復旧を目指すとしています。
館山市内の14の小中学校は9日からすべて休校となりましたが、12日から13日にかけ停電が解消した7つの小中学校で授業が再開しました。

このうち13日に再開した館山小学校では、およそ360人の児童が登校し、休み時間には笑顔で元気な姿も見られました。

給食が提供できないことなどから授業は午前中のみです。

下校前、4年生のクラスでは担任の先生が「それぞれの家庭で被害の状況は違うと思うが、たくさんの人に助けてもらっていることへのありがとうという気持ちを忘れないでほしい。来週も元気に学校で会いましょう」と呼びかけ、子どもたちが大きな声で「はい」と応えていました。

小学4年の男の子は「停電が続き真っ暗で大変でした。大好きな友達と会えてとてもうれしかったです」と話していました。

松田雅司校長は「子どもの笑顔を見ることができてよかった。1日でも早く子どもたちに日常の生活を取り戻してほしい」と話していました。

給食センター 来月下旬の復旧目指す

一方、館山市内の学校の給食を提供する学校給食センターは、建物の屋根が一部が壊れたため給食を作ることができない状態で、センターでは今月末から調理の必要ない簡易な給食を提供し、施設の復旧は来月下旬を目指すとしています。

館山市学校給食センターの菅田茂樹課長は「市内全域で大きな被害が出ていて復旧工事の業者の手配も困難な状況だが、できるだけ早くおいしい給食を提供したい」と話しています。