統計不正「毎月勤労統計調査」の根本的改善策求める提言案

統計不正「毎月勤労統計調査」の根本的改善策求める提言案
政府の一連の統計不正問題を受けて再発防止策の検討を行っている総務省の第三者機関は、問題の発端となった「毎月勤労統計調査」について、複雑化した業務を見直すなど根本的な改善策を求める提言案をまとめました。
政府の一連の統計不正問題を受けて総務省統計委員会のもとに設置された部会は13日の会合で、再発防止策を盛り込んだ提言案をまとめました。

提言案では問題の発端となった厚生労働省の「毎月勤労統計調査」について、調査や集計の方法が複雑になった結果、職員でも担当以外の業務は理解が難しく、内部でのチェックが効きにくくなっていたとして、根本的な改善策が必要だと指摘しています。

具体的には担当職員の多くが業務全体を理解できるよう業務内容の見直しやシステムの改修を求めているほか、外部の第三者がチェックできるよう調査や集計の方法などを詳細に開示すべきだとしています。

出席者からは「厚生労働省以外の各府省も他山の石として対策に努めてほしい」といった意見が出されました。

統計委員会では月内をめどに提言を正式に取りまとめ、高市総務大臣に提出することにしています。