日産SUV 自動ブレーキ急作動でけが人も 米当局が調査開始

日産SUV 自動ブレーキ急作動でけが人も 米当局が調査開始
アメリカの道路交通安全局は、日産自動車がアメリカで販売したSUV=多目的スポーツ車について、自動ブレーキが急作動したという苦情が130件近くに上り、けが人が出た事例もあるとして、調査を開始したことを明らかにしました。
アメリカ運輸省の道路交通安全局が調査を始めたのは、日産自動車のSUV=多目的スポーツ車の「ローグ」の、2017年から2018年のモデル、55万台です。

道路交通安全局が公表した通知によりますと、「ローグ」の非常用の自動ブレーキが、前方に障害物がないにもかかわらず、急作動したという苦情が129件報告されたとしています。

このうち、関連する衝突事故が3件、けが人が出た事例も3件あったとしています。

また、通知では、すでに日産にこの問題を伝え、日産側も顧客への対応をとっているとしていますが、安全性が確認できるまでには至っていない、としています。

このため、道路交通安全局は、自動ブレーキの問題を分析するとともに、リコールの対象になるかどうかなど調査を進めることにしています。

これについて日産は「顧客に対して、ブレーキシステムのソフトウェアを更新する通知を始めた。今後も当局に協力していく」とコメントしています。