首相 停電の全面復旧に全力 生活支援を

首相 停電の全面復旧に全力 生活支援を
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台風15号への対応をめぐり、安倍総理大臣は閣議のあとの閣僚懇談会で、停電の全面的な復旧に全力をあげるとともに住民の生活支援に万全を期し、災害応急対策を継続するよう指示しました。
この中で安倍総理大臣は、停電の全面的な復旧に全力をあげること、全省庁一体となって住民の生活支援に万全を期すこと、現場主義を徹底し災害応急対策を継続することを指示しました。

また、武田防災担当大臣が熱中症対策の瞬間冷却剤や食料を送付するなどのプッシュ型支援を行うことを報告したほか、菅原経済産業大臣は停電の復旧に向けて電力会社に追加の人員派遣を要請し、停電に伴う生活支援に万全を期すと説明しました。

さらに、河野防衛大臣は自衛隊による入浴や給水支援を行っていくなどと報告しました。

小泉環境相 ごみ処理 周辺自治体に応援要請

千葉県で大規模な停電が続き、一部でごみを処理する施設が停止していることについて小泉環境大臣は閣議後の記者会見で「生活ごみの処理が滞ることを防がなければならない。近隣自治体に応援を求めた」と述べ、周辺の自治体にごみの受け入れやごみ収集車の応援を要請したことを明らかにしました。

環境省によりますとこれまでのところ船橋市と市原市がごみを受け入れるということです。

また停電でクーラーが使えず体調を崩す人も相次いでいることから、企業に協力を求め、電池で動く携帯用の扇風機などを各地の避難所に届けることにしています。

小泉環境大臣は「今後とも現場目線でニーズを積極的にくみ上げ、先手、先手で迅速かつ的確な支援を行っていきたい」と述べました。

河野防衛相「給水・入浴支援情報発信を」

河野防衛大臣は閣議のあとの記者会見で「自衛隊も、千葉県や神奈川県で停電からの復旧のための倒木の除去などにあたっている。さらに要請があればしっかり出ていきたい」と述べました。

また、みずからのツイッターに90万を超えるフォロワーがいることを踏まえ、「災害の時は『いつまで待てばよいのか』というのが、大事な情報だ。各部隊には、いつ、どこで、給水や入浴支援を行うかなど情報を流してほしいと要請していて、流れてくればツイッターではリツイートしようと思っている」と述べ、みずからも積極的にSNSを通じた情報発信を行う考えを示しました。

萩生田文部科学相「学校に専門家と職員派遣」

萩生田文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で「学校でも、暴風によるガラス破損や雨漏りなどの被害が発生している。きょう、文教施設の被害状況の調査のため建築構造の専門家と文部科学省の職員を千葉県内の被災している学校に派遣した。引き続き、子どもたちの安全安心、教育環境の確保に向け、関係自治体ともよく連携をはかりながら被災地の支援に全力を尽くしていく」と述べました。

赤羽国交相「物流事業者を支援」

停電で千葉県内の物流に影響が出ていることから赤羽国土交通大臣は、物流事業者の支援にあたる考えを示しました。

赤羽国土交通大臣は記者会見で「宅配大手各社は千葉県内の停電している地域で冷凍、冷蔵物の集荷、配達を停止している。一般の荷物の配達も信号機が停止しいるところが多いため遅れが生じている」と述べました。

そのうえで、「国土交通省としても停電の復旧に関する情報などを提供して物流事業者をバックアップしていきたい」と述べて物流の混乱解消にあたる考えを示しました。

河井法相「法務省の能力・資源を活用」

河井法務大臣は閣議のあとの記者会見で、八街市の少年院では、給水や携帯電話の充電、休憩場所の提供などの支援活動を行っているとして、「法務省が持っている能力や資源を危機にしっかりと活用していくという発想や視点で指示したい」と述べました。