大型ハリケーンは気候変動の証拠 国連事務総長が対応訴え

大型ハリケーンは気候変動の証拠 国連事務総長が対応訴え
国連のグテーレス事務総長は、大西洋のバハマに大きな被害をもたらした大型ハリケーンについて、「気候変動が起きている証拠で、わたしたちが思っているより早く進行している」と述べ、国際社会に一刻も早い対応の必要性を訴えました。
大西洋を北上した大型のハリケーン「ドリアン」は、今月1日から2日にかけてバハマを直撃し、1万戸以上の住宅が倒壊するなど大きな被害が出ました。

現地の災害当局によりますと、犠牲者はこれまでに50人にのぼっているほか、依然として多くの人が行方不明のままで、バハマのミニス首相は11日、「死者は相当数増えるおそれがある」と述べました。

こうした中、国連のグテーレス事務総長は12日、記者会見で「バハマのハリケーンやモザンビークのサイクロン、アマゾンの森林火災など、すべて気候変動が起きている証拠だ」と述べました。

そのうえで「気候変動は、私たちが思っているより早く進行している」と述べ、国際社会に一刻も早い対応の必要性を訴えました。

国連は、今月21日からニューヨークでの国連総会に併せて温暖化対策サミットを開き、国際社会の機運を高めていきたい考えです。