平安京南端の九条大路か 発掘調査で平安京解明に手がかり

平安京南端の九条大路か 発掘調査で平安京解明に手がかり
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平安時代の都、平安京の、南端の通りの「九条大路」と、城壁の一部とみられる跡が、京都市での発掘調査で初めて確認されました。調査をした研究所は、平安京の全体像の解明につながると話しています。
この発掘調査は、京都市埋蔵文化財研究所が、京都市南区の高校の跡地で、去年12月に始めました。

調査では、平安時代に整備された大きな路面が見つかり、過去の文献などから、平安京の南の端を東西に走る「九条大路」とみられるということです。

道の両側には、幅1メートル余りの側溝が見つかり、その結果、当時の道幅は30メートルほどあったことがわかったということです。

また、道の南側には、「羅城」と呼ばれる平安京の城壁の一部とみられる、土台の跡も見つかりました。

その結果、城壁は、都の玄関口の羅城門の西側、600メートルほどの場所まで続いていたことがわかったということです。

京都市埋蔵文化財研究所の南孝雄調査課長は、「これまで数千件行われた平安京の発掘調査のなかで、九条大路や羅城と見られる跡が確認されたのは初めてで、平安京の全体像を考える上で重要な成果だ」と話しています。