中国 米の関税引き上げ延期を歓迎 農産品輸入で米に譲歩も

中国 米の関税引き上げ延期を歓迎 農産品輸入で米に譲歩も
アメリカのトランプ大統領が来月1日に予定していた中国からの輸入品への追加の関税措置を来月15日に延期する方針を明らかにしたことに関連して、中国商務省の報道官は今後の交渉で中国がアメリカ産の農産品の輸入再開で譲歩する可能性を示唆しました。
アメリカのトランプ大統領は11日、来月1日に予定していた中国からの輸入品のうち、2500億ドル分に上乗せしている関税を25%から30%に引き上げる措置について、発動を来月15日に延期する方針を明らかにしました。

これについて、中国商務省の高峰報道官は12日の記者会見で「アメリカ側の善意ある行動を歓迎する」としたうえで、「中国企業は大豆や豚肉などのアメリカ産の農産品の購入に向けて価格を問い合わせている」と述べ、アメリカ産の農産品の輸入再開に向けた手続きを進めていることを明らかにしました。

中国はアメリカによる追加の関税措置に反発して、先月からアメリカ産の農産品の輸入を見合わせてきましたが、高報道官は輸入再開によってアメリカ側に譲歩する可能性を示唆しました。

また高報道官は、来月予定されている閣僚級の交渉に向けて近く事務レベルで面会して協議を行うことを明らかにする一方、「中国側の交渉における最低ラインに変化はない」と述べ、重要な問題ではアメリカに譲歩しない姿勢を改めて示しました。