シャープ買収 ホンハイ郭氏 離党の考え 総統選に立候補表明か

シャープ買収 ホンハイ郭氏 離党の考え 総統選に立候補表明か
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シャープを買収した台湾のホンハイ精密工業の創業者の郭台銘氏が、最大野党・国民党を離党する考えを明らかにし、来年1月の総統選挙に無所属で立候補する意向を近く表明するのではないかという見方が強まっています。
来年1月に行われる台湾の総統選挙には、与党・民進党からは現職の蔡英文総統、最大野党・国民党からは韓国瑜 高雄市長が立候補する予定で、シャープを傘下に置くホンハイ精密工業の創業者で、国民党に所属する郭台銘氏も立候補に強い意欲を示してきました。

こうした中、国民党の重鎮30人余りが郭氏の立候補をけん制する声明を12日付けの新聞に掲載したところ、郭氏は事務所を通じて、「党より自分たちの利益を優先させている」と批判して国民党を離党する考えを明らかにし、無所属で立候補する意向を近く表明するのではないかという見方が強まっています。

郭氏が無所属で立候補するには、13日から今月17日までに届け出をしたうえで、有権者およそ28万人の署名を集める必要があります。

郭氏は、台湾ではカリスマ経営者として知られ、中国の政財界とつながりが深いとされる一方、アメリカのトランプ大統領とも親交があり、立候補すれば、国民党の支持層だけでなく、蔡総統を支持する無党派層の一部も取り込むとみられ、郭氏の動向に注目が集まっています。