「顔パス」で現金引き出し セブン銀行が来年度以降導入へ

銀行のキャッシュカードがなくても、「顔パス」で現金を引き出せるATM=現金自動預け払い機が登場します。「セブン銀行」は、顔認証の機能がついたATMのサービスを、来年度以降、始めることにしています。
顔認証の機能がついたATMは、セブン銀行がNECと共同で開発し、12日、都内で発表しました。

あらかじめ顔のデータを登録しておくと、ATMに内蔵されたカメラに顔をかざし、暗証番号を入力するだけで、現金の引き出しや振り込みができます。

眼鏡をかけていても、笑った顔、怒った顔でも本人だと認識されますが、なりすましを防ぐため、写真をカメラにかざした場合は本人と認識されません。

顔認証の機能がついたATMは、海外の銀行で導入されていますが、セブン銀行によりますと、国内では初めてだということです。

セブン銀行は、今月から順次、全国の「セブン‐イレブン」に新しいATMを設置し、今年度中は、顔認証の機能を使って口座開設のサービスを始めます。

そして来年度以降に提携先の金融機関も含めて、顔認証で現金を引き出せるようにする考えです。

セブン銀行の深澤孝治ATMソリューション部長は「便利さと安心感の両方を感じてもらいたい」と話しています。