au新料金プラン 端末を大幅割り引き 「2年縛り」は維持

au新料金プラン 端末を大幅割り引き 「2年縛り」は維持
来月から携帯電話料金の新しいルールが導入されるのを前に、auを手がけるKDDIは来月以降の料金プランなどを発表しました。他社の契約者も含めて端末代金を大幅に割り引く制度を導入する一方、いわゆる「2年縛り」は維持します。
KDDIは12日会見を開き、通信料金と端末代金の分離など、新たなルールに対応した来月1日からの料金プランや端末代金の割り引き制度を発表しました。

このうち端末の割り引きは、スマートフォンなどを48か月の分割払いで購入し、25か月目以降に下取りに出して新しい機種に買い替えることを条件に、残りの支払いを免除する制度を導入します。

au以外の契約者も利用でき、端末の実質の購入代金が最大で半額になるとしていて、こうした割り引きはソフトバンクに続くものです。

一方、2年間の契約を条件に通信料金を割り引くいわゆる「2年縛り」については今後も維持しますが、途中で解約した場合の違約金は今の9500円から1000円に引き下げます。

新たなルールへの対応をめぐって、ソフトバンクは「2年縛り」を廃止することを決めていて、対応が分かれました。

今月中にはNTTドコモも新しい料金プランなどを発表する見込みです。

「わかりやすく国民にとって納得できる料金を期待」

菅官房長官は、午後の記者会見で、「10月からの改正電気通信事業法の施行を見据えた動きが始まっているが、政府としては、個別の企業の料金プランについて言及することは控えたい」と述べました。

そのうえで、「政府の役割は、事業者間でしっかり競争が働く仕組みを整備することだ。改正法の着実な施行によって、通信料金と端末代金の完全分離を徹底することで、利用者が、通信料金と端末代金それぞれ、を単独で比較・選択できるようになり、競争の進展を通じて、双方の価格が下がることを期待している。わかりやすく、国民にとって納得できる料金で、携帯電話事業が提供されることを期待したい」と述べました。