災害用備蓄の液体ミルク 子育て中の母親に配付 千葉 山武

災害用備蓄の液体ミルク 子育て中の母親に配付 千葉 山武
台風15号の被害で停電が続く千葉県山武市で、災害用に備蓄していたお湯で溶かす必要がない液体ミルクが配られ、子育て中の母親が受け取っていました。
欧米を中心に普及していた赤ちゃん用の液体ミルクは、国内でも去年から製造や販売ができるようになり、山武市はことし3月から災害用に備蓄を行っていました。

市によりますと備蓄は460パックあり、台風が千葉県を襲った今月9日から希望者に配付を始めて、11日までに合わせておよそ50人に350本ほどを配ったということです。

12日は、市内の成東保健福祉センターで開かれた母と子を対象にした健康相談のあとに配付が行われ、母親たちがまとめて受け取る姿も見られました。

以前もミルクを受け取ったという母親の高橋春華さんは「生後3か月の子どもを抱える中で自宅の電気や水道が止まり、とても不安でした。近所の人から液体ミルクを配布していると聞き、実際に使ってみると、便利で助かりました」と話していました。

山武市健康支援課の清水美代子さんは「万が一のための導入だったが、実際に使うことになった。日々の備えが大切だと実感しました」と話していました。