タイ拠点の詐欺グループ 管理役とみられる男 日本と行き来

タイ拠点の詐欺グループ 管理役とみられる男 日本と行き来
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タイで日本の振り込め詐欺グループの拠点が摘発された事件で、12日移送された拠点の管理役とみられる男は、日本とタイの間を何度か行き来していたことがわかり、警視庁は、タイの拠点が拡大する中で管理的な立場が必要になり、男が派遣されたとみて調べています。調べに対し、容疑を否認しているということです。
ことし3月、タイ中部のパタヤで、日本の振り込め詐欺グループの拠点が摘発され、これまでに日本人の男17人が逮捕されたのに続いて、12日、拠点の管理役とみられる陣内大和容疑者(30)が羽田空港に移送され、詐欺の疑いで逮捕されました。

陣内容疑者は、去年12月にタイに渡航し、拠点の住宅を借りる手続きをしたあと、いったん帰国していましたが、ことし1月、改めてタイに入国するなど、日本とタイの間を何度か行き来していたことが捜査関係者への取材でわかりました。

警視庁によりますと、このグループは、もともとフィリピンで詐欺の電話をかけていたメンバーがタイに移って始めたもので、その後、日本からも新たなメンバーが加わり、グループが拡大したとみられています。

警視庁は、グループが徐々に拡大する中でメンバーのビザの更新の手配など、管理的な立場が必要になり、陣内容疑者が派遣されたとみて組織の実態解明を進めています。

調べに対し、陣内容疑者は「被害者の名前などは聞いたことがない」と、容疑を否認しているということです。