首相 秋の臨時国会での憲法改正論議に期待 進捗は見通せず

首相 秋の臨時国会での憲法改正論議に期待 進捗は見通せず
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改造内閣の発足を受けて、安倍総理大臣は、来月の消費税率引き上げが景気に影響を及ぼさないよう経済運営に万全を期すとともに、秋の臨時国会で自民党が主導して憲法改正論議が進むことに期待を示しました。ただ、改正論議をめぐっては、野党側の協力が得られておらず、議論の進捗は見通せない状況です。
安倍総理大臣は、11日内閣改造と自民党の役員人事を行い、皇居での認証式を経て第4次安倍第2次改造内閣が発足しました。

安倍総理大臣は、記者会見で「7年目を迎えたこれからも常にチャレンジャーの気持ちでこれまでの発想にとらわれない大胆な改革に挑戦していく。まさに『安定と挑戦』の内閣だ」と述べました。

今後の経済運営をめぐって、安倍総理大臣は、米中の貿易摩擦による世界経済の下振れリスクが懸念される中、来月1日の消費税率の引き上げにあたって、2兆円余りの景気対策を実施するとともに、リスクが顕在化した場合は、機動的な政策対応を行うなど、万全を期す考えです。

また、全世代型社会保障制度の実現に向けて、政府に検討会議を設置し、70歳までの就業機会の確保や年金の受給開始年齢の選択肢の拡大など、社会保障制度全体の在り方を議論することにしています。

一方、憲法改正論議をめぐり、安倍総理大臣は、来月上旬にも召集される見通しの臨時国会では、自民党が主導して憲法審査会での論議が進むことに期待を示しましたが、与党側が目指す国民投票法改正案の審議などにも野党側の協力は得られておらず、議論の進捗は見通せない状況です。