チケット転売めぐるトラブル相談 過去最多の昨年度上回る

チケット転売めぐるトラブル相談 過去最多の昨年度上回る
スポーツやコンサートなどのチケットの転売をめぐって全国の消費生活センターに寄せられた相談が先月までの5か月間で2300件を超え、過去最多だった昨年度の件数を上回ったことが国民生活センターのまとめで分かりました。
国民生活センターによりますと、インターネットを使ったチケットの転売に関して全国の消費生活センターに寄せられた相談はことし4月から先月末までで2314件だったということです。

チケットの転売は、転売仲介サイトでの取り引きやSNSを通じた個人間の取り引きなどで、トラブルの相談が急増していて、昨年度は2079件で過去最多となっていましたが、今年度は5か月間ですでに昨年度の件数を上回っています。また、このうち少なくとも500件は今月20日に開幕するラグビーワールドカップのチケットに関する相談だったということです。

相談の内容としては転売仲介サイトとは知らずに購入したら、他人の名前が書かれたチケットで使えなかったというケースやお金を支払ったのにチケットが届かなかったといったケースがあったということです。

チケットの転売をめぐってはことし6月にインターネット上での不正転売などを禁止する「チケット不正転売禁止法」が施行されています。

国民生活センターは「ラグビーワールドカップや東京オリンピックなどこれから大きなイベントが控えていて相談はさらに増えるおそれがある。個人間の取り引きにはリスクがあるので、トラブルを避けるためには公式サイトを使うようにしてほしい」と注意を呼びかけています。