小泉環境相「気候変動の問題 発信力強化で私が任命受ける」

小泉環境相「気候変動の問題 発信力強化で私が任命受ける」
小泉環境大臣は、11日夜、環境省に初めて登庁して記者会見し、「気候変動の問題は発信の強化が必要で、それが、私が環境大臣の任命を受けた理由だと思う」と述べて、自身の発信力を環境行政に生かしていきたいという考えを示しました。
小泉環境大臣は初閣議を終えて11日午後9時半ごろ、環境省に初めて登庁しました。玄関に集まった職員が拍手で出迎えると、小泉大臣は一人一人と握手をしてあいさつを交わしました。

このあと、就任にあたって行われた記者会見にはおよそ90人の報道陣が参加し、1時間にわたって質疑応答が続きました。

この中で小泉環境大臣は地球温暖化対策について、「石炭火力発電は減らしていくのが政府の方針だ」としたうえで、原子力発電についても「どうやったら残せるかではなくどうやったらなくせるのかを考え続けたい」と述べて、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの「主力電源化」に取り組むことを強調しました。

そのうえで、日本では温暖化による気候変動への関心が低いのではないかという質問に対し、「気候変動はこれからの時代、必須科目だ。発信の強化が間違いなく必要で、それが、私が環境大臣の任命を受けた理由だと思う」と述べ、自身の発信力を環境行政に生かしていきたいという考えを示しました。

また、原発事故のあと、除染で出た土を2045年までに福島県外で最終処分すると法律で定めていることについて、「福島県の皆さんとの約束を、何としても守らないといけない。最終処分する場所を見つけなければ約束は守れない。見つけるために何ができるのか絶対に答えを出さなければいけない」と述べるなど、福島の復興に全力で取り組む姿勢を示しました。