ろうそくのわずかな明かりが頼り 千葉 南房総

ろうそくのわずかな明かりが頼り 千葉 南房総
千葉県南房総市に住む新本忠司さんは、自宅でろうそくに火をともし、わずかな明かりを頼りに夜を過ごしていました。
新本さんの自宅は水道とガスは復旧していて、傷みやすい食材から順に料理したり冷凍庫に氷を入れて腐らないようにしたりしているということです。

新本さんは「これまで生きてきてこれだけの被害が出たことはなかったので、いかにふだんの生活がありがたいものか痛感します。水道とガスが使えるだけほかの人より恵まれていますが冷蔵庫にある食材の量を考えるとあすには電気が復旧してほしい」と話していました。

また同じ南房総市に住む吉川進さんも冷蔵庫に氷を入れて食材を保存していましたが、暑さで氷が溶けてしまったため、卵を取り出して処分していました。

吉川さんは、以前、地区の区長を務めていたということで、「南房総市は災害が少ない町だと思っていたが、このような被害を受けて悲しくてしょうがない。台風の直後は目の前の片付けにひたすら追われていたが、だんだんと元の町の姿に戻していきたいという気持ちが芽生えてきた」と涙を浮かべながら話していました。