南半球 単独1周するヨットレース 白石さん再挑戦へ新艇披露

南半球 単独1周するヨットレース 白石さん再挑戦へ新艇披露
4年に1回行われる、南半球を単独で1周する「究極のヨットレース」に日本人の海洋冒険家白石康次郎さんが再び挑戦することになり、最新鋭のヨットが披露されました。
「ヴァンデ・グローブ」と呼ばれるこのレースは、4年に1回行われ、フランス西部の港町を起点に1人でヨットに乗り、南半球の4万キロ余りを1周します。およそ3か月間にわたって港に立ち寄らず補給も受けないことから、「究極のヨットレース」と呼ばれています。

白石さんは3年前に日本人で初めてこのレースに挑戦しましたが、途中でマストが折れて棄権し、来年再び挑戦するため最新鋭のヨットを建造していました。

11日、フランス西部のロリアンの港で、白石さんは支援者とともに完成したヨットの進水式を行い、フランス流にシャンパンを船体で割るなどして航海の安全を祈りました。

ヨットは全長が18メートル余りで、船体だけでなくセイルと呼ばれる帆も、軽量化を図るため炭素繊維が使われています。また、船体の脇には水中翼を備え、スピードが上がるとヨットが海面に持ち上がり、波の抵抗を減らすことで最大で時速65キロの高速で進むということです。

白石さんは「最高の船ができて、今から操船が楽しみです。優勝を目指して頑張りたい」と意気込み、来年11月のレース開幕に向けこれから練習航海を重ねることにしています。