米同時多発テロ事件から18年で追悼式典

米同時多発テロ事件から18年で追悼式典
アメリカを襲った同時多発テロ事件から18年。ニューヨークの世界貿易センタービルの跡地で11日、追悼の式典が開かれ、遺族らが犠牲者に祈りをささげました。
2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件では、ハイジャックされた4機の旅客機がニューヨークの世界貿易センタービルやワシントン郊外の国防総省などに激突し、日本人24人を含む3000人近くが犠牲となりました。

事件から18年に当たる11日、崩壊した世界貿易センタービルの跡地で追悼式典が開かれ、最初の旅客機がビルに激突した午前8時46分(日本時間の午後9時46分)に合わせて黙とうをささげたあと、テロの犠牲になった人一人一人の名前が読み上げられました。

現場の周辺には現地時間の朝早くから大勢の人が訪れ、慰霊碑の前に花を手向けたり祈りをささげたりする人の姿もありました。

犠牲者のうち全体の4割近くに上る1109人は遺体の損傷が激しく、いまだに身元が特定できていません。また当時、救出や捜索に当たった警察官や消防士などの中には、現場で吸い込んだ粉じんなどが原因で、今になってがんやぜんそくといった病気に苦しむ人もいます。

事件をきっかけに始まったアフガニスタンでの軍事作戦も、トランプ政権が合意間近とみられていた反政府武装勢力タリバンとの和平交渉を突然中止するなど、先行きは不透明で、18年前のテロはアメリカ社会に今も影を落としています。

ワシントンでも追悼

ワシントンのホワイトハウスでは最初の旅客機が衝突した現地時間の午前8時46分、日本時間の午後9時46分に合わせてトランプ大統領とメラニア夫人が黙とうをささげました。

また、ハイジャックされた旅客機が衝突し、184人が犠牲になった首都ワシントン郊外の国防総省の壁には巨大なアメリカ国旗が掲げられ犠牲者を悼みました。