台風 酪農にも影響「餌の確保が心配」千葉 安房地域

台風 酪農にも影響「餌の確保が心配」千葉 安房地域
酪農が盛んな千葉県南部の安房地域では、台風による停電で出荷量が落ち込むなどの影響が出ています。
このうち館山市でおよそ130頭の乳牛を飼育している須藤裕紀さん(55)の牧場では、台風による強風で牛舎の屋根が飛ばされたり、餌のわらを保管する倉庫が壊れたりする被害が出ました。

また、半日ほど停電し、搾乳を行う機械や、自動で餌をやる機械が使えなくなった影響で、乳牛3頭が乳房に細菌が入り込んで炎症を起こす「乳房炎」になったほか、乳量がふだんの7割ほどに落ちているということです。

須藤さんは「今後、十分な量の餌をどう確保していくのかが心配です。多くの地域で停電や断水が続き、酪農に与える影響は計り知れないが、復旧して、千葉県内の多くの酪農家が再スタートを切るときに、消費者の皆さんに安心して商品を買ってもらえるよう努力していきたい」と話していました。