30万人データと瞬時に照合 東京五輪・パラ 顔認証システム公開

30万人データと瞬時に照合 東京五輪・パラ 顔認証システム公開
来年の東京オリンピック・パラリンピックのセキュリティーチェックで使う顔認証システムが公開されました。発表したメーカーは、選手など大会関係者およそ30万人が本人かどうかを瞬時に確認できるとしています。
大手半導体メーカーのインテルは、NECとともに来年の東京オリンピック・パラリンピックのセキュリティーチェックで使う最新の装置を披露しました。この装置は、高さがおよそ1メートル50センチ、幅が30センチほどで、大会の期間中、競技会場や選手村などの入り口に設置されます。

大会が発行するIDカードを装置にかざしてカメラで顔を撮影すると、あらかじめ登録した選手など大会関係者およそ30万人の顔のデータと照合して、同一人物かどうかを瞬時に判断します。

過去の大会では警備員などがチェックしていましたが、こうした顔認証の技術がオリンピックで活用されるのは初めてということで、精度を高めるとともに手続きの時間を短縮できるということです。

また、インテルは、VR・バーチャルリアリティの技術を使い、高画質の競技映像を気軽に楽しめる技術も公開しました。

インテル日本法人の鈴木国正社長は「東京オリンピック・パラリンピックを史上、最もイノベーティブな大会にしたいと考えている。その一助となれるよう、開発などにより一層、力を入れていきたい」と話しています。