4歳女児虐待死事件受け 適切なリスク評価の点検指示

4歳女児虐待死事件受け 適切なリスク評価の点検指示
鹿児島県で4歳の女の子が死亡し、母親の交際相手が暴行の疑いで逮捕された事件を受け、厚生労働省は、ネグレクト=育児放棄として把握している子どもについて、リスクを適切に評価できているか、改めて点検するよう全国の自治体に指示しました。
先月、鹿児島県出水市で大塚璃愛來ちゃん(4)が死亡した事件では、夜間に1人でいるところをたびたび警察に保護されていたにもかかわらず児童相談所や自治体はネグレクトの事案として情報共有し、一時保護には至っていませんでした。

厚生労働省が関係機関に聞き取り調査を行った結果、夜間の頻繁な外出や転居などリスクとなる兆候を適切に評価できていなかったことや、関係機関の間でリスクが十分に共有されていなかったことに課題があったとして、11日、全国の自治体に通知を出し、リスクを適切に評価して、必要な場合はちゅうちょ無く一時保護することを徹底するよう指示しました。

そのうえで現在、児童相談所で把握しているネグレクトの事案について、改めて子どもの状況や家庭環境を確認し、新たなリスクが生じていないか点検するよう求めています。

厚生労働省は、今月中に結果について報告を受けることにしています。