断水続く 千葉・静岡・東京で2万4911世帯 厚労省まとめ

断水続く 千葉・静岡・東京で2万4911世帯 厚労省まとめ
厚生労働省によりますと、台風15号による被害で、11日午後3時現在、千葉県・静岡県・東京都で合わせて2万4911世帯が断水となっています。
最も多いのが千葉県で2万661世帯、静岡県が2850世帯、東京都が1400世帯です。

市町村別では、
▽同じ水道事業者が管理する千葉県の木更津市と君津市、それに富津市と袖ケ浦市の4つの市で合わせて1万1360世帯、
▽千葉県南房総市で6000世帯、
▽静岡県伊東市で2800世帯、
▽千葉県多古町で1800世帯などとなっています。

一方、医療施設では、千葉県内の病院で入院中の男性患者1人が死亡し、停電の影響がなかったか調べています。

また、水または電気に問題が生じている可能性が高い病院が62か所あり、このうち37病院については治療などに影響が出ていないことを確認しましたが、残りの25病院については午後1時の時点で確認が取れていません。

在宅で人工呼吸器などを利用している患者への影響については、機器が使えなくなって病院などへの移送が必要な患者の情報は入っていませんが、すべての患者について確認が取れているわけではないということです。

医療機関で人工透析を受けている患者については、停電していない施設に移ってもらうなどして全員対応できているということです。

高齢者施設については、千葉県内の4つの市の合わせて10施設で、床上浸水や漏水が発生しましたが、けがをした人はいないということです。

子ども関連の施設では、千葉県内の5つの市の保育所や放課後児童クラブなど26施設で倒木による壁の亀裂や窓ガラスが割れるなどの被害がありましたが、いずれもけがをした人はいないということです。

また、千葉市の湾岸地域にあるコンビナートで、タンク内に保管されていた希塩酸の一部が配管の破損によって海に流出しました。

希塩酸は海水などで濃度が薄まると人体への影響はほとんどないということですが、厚生労働省は現在、保健所などを通じて流出量を確認しています。