復旧を妨げる倒木 陸上自衛隊が撤去作業 神奈川 鎌倉

復旧を妨げる倒木 陸上自衛隊が撤去作業 神奈川 鎌倉
台風15号の影響で停電が続く神奈川県鎌倉市では、復旧作業の妨げとなっている倒木などを取り除くため、県から災害派遣要請を受けた陸上自衛隊が撤去作業を進めています。
鎌倉市では11日午後3時現在、およそ3800戸で停電が続いていて、東京電力が復旧作業を進めていますが、倒木や土砂で作業に支障が出ていることから、11日は朝から陸上自衛隊が撤去作業を行っていてます。

このうち倒木で道がふさがれ、13戸で車での出入りができなくなっている二階堂地区では、強風で倒れた木が30メートルにわたって電線や電柱をなぎ倒していて、隊員がチェーンソーを使って倒木を切断しながら撤去を進めていました。

作業を見守っていたこの地区に住む40代の女性は、「電気のない生活がこんなに大変だと思いませんでした。日中は小型の発電機を使って扇風機を動かし、何とか暑さをしのいでいますが、早く復旧してほしいです」と話していました。

鎌倉市危機管理課の井手正課長は、「倒木を撤去しないことには電気の復旧はできないので、自衛隊の協力を得ながら一刻も早い復旧を目指したい」と話していました。

住民「一日でも早く復旧してほしい」

二階堂地区では、11日午後になっても1200戸で停電が解消されていません。

このうち、市街地への道が倒木でふさがれ、車が通行できなくなっている地域に住む70代の女性は、日中は小型の自家発電機を使い、冷蔵庫や扇風機を稼働させて暑さをしのいでいました。

しかし、夜間は発電機の音が周囲に響くことから使用を控えているということで、冷蔵庫に保存している食料品が傷んでしまっているということです。

女性は「窓を全開にしても夜は寝苦しい状況が続いています。日中に冷凍庫で氷を作っておきたいのですが、発電機では電力が弱いのか氷にならず困っています。一日でも早く復旧してほしいです」と話していました。